アマゾンイタリア

2012年01月28日 10:19

某所ではアマゾンesの評判がいいようですが、
先を見越してアマゾンit行ってみましたさとぅです。
propaganda fideの下準備ということで。

頼んだのは以下の2冊。

みんな大好きフォルマッジオ先生。

あとこれ
こいつには副王トレドの新研究としてかなり期待してるんですが。

便利なことに、amazon.comのアカウントが流用できるようです。数年前のamazon.frではそんなことなかったが。
送料は急行便で20€。今のユーロ安を考えると、結構安いねー、などと思ってしまう私は頭がおかしいでしょうか。

問題は、これがちゃんと「1−5日」で届くのか、という点ですね。

以下、日記。

午前中は改稿。
午後から某fabulous Fadiの友人David(レバノン人)と待ち合わせて銀座へ。
Fadiにはスイスでお世話になったので。友人の友人は友人だ理論発動。
デザイナーとして食ってく予定の彼は、銀座の店の建築がみたいと。
うおおおお、とかなってるのを見るのは結構気分のいいもんですね。銀座作ったの俺じゃないけど。

ginza.jpg


特に彼が見たがってたのがエルメスの店で。
有名なイタリアの建築家の手に拠るものなのだそうです。
なんつうか、サントリー角のボトルのような外観でしたが。

ところで彼は今朝の地震が人生初の地震。
I'm so stressed, I have to stop this stress...と何度も繰り返していたのが
やや可哀そうであった。火曜日の飛行機で帰るんだが、ちゃんと飛ぶと思うか?!と聞かれて
まあ、保証は出来ないが99%飛ぼうぞ
と答えた私です。

あー。あと銀座のitoyaは面白かった。でも見つからないんですよ、欲しいカードが。
ガーベラをデザインしたカード、見かけた人は教えて下さい。こそっと。

2012年1月28日

2012年01月28日 01:05

こんな本を読んだ。
と書くと転げまわって笑うであろう人物を3人位知っている私ですわんばんこ。



先日、誕生日に合わせ祖母宅を訪ねてくれたサトイモが、これみよがしに机の上に置いていたのである。
我が家のConsejo de Amor長官である所の彼女のこの行動。すわと手に取って、まあ読みましたよ1日で。

なるほどねえ、と思えたのは全体の2割位でしょうか。
しかし自分にはやや当てはまるなあ、と思う所は結構あった。
だがこんなに単純化できんじゃろ、という反発の方が強かったかな。

それでも、
相手にカチンと来たとき、その原因の9割方は自分の過去の経験に由来するのである。
というような発言には、ある種の強力ななぐさめの力がありますな。

あと、「振った話にすぐに解決策を提示しようとするのがムカッと来る」という
某嬢から聞いてすわ、とメモした事項が書かれていて、それは面白かった。なるほどね。。

で、その後サトイモに聞いてみた所、なんとばあさんが
「兄2人に読ませとくれ」と持たせたのだと言う。
齢80を過ぎてこの気配り(なのか?)。Long live my grandma...

ホントはドゥルーズ『フーコー』について書くつもりだったんですけども。

2012年1月25日

2012年01月25日 20:51

ああ、時間だけが過ぎていく。

PDF化した論文や、文書をあちこちで読めるようにと
ASUS EeePadを購入した。先日最新版が出たばかりですけど、旧機種をね・・・ええ。
Ipadは、送る画像のサイズを自分で指定できない(気がする)ので。
でまあ、読めるのだが。 目がいてええ。
あと、画面解像度もIpad2よりいいのだけど、なんか写真が汚い。。




ついでにノートPCも新調した(金持ち、とか言うなかれ。CD600枚うっとんじゃ)。
DellのV131というモデル。軽くて、9,8時間持つバッテリ。
でまあ、ディスプレイが非光沢なんですけど。 目がいてええええ。
デジカメ画像もなんかASUSで見るより汚いし。。

ということで憂鬱です。ノートPCは返品しようかな。。赤くてカッコいいんだけど。

改稿はようやく結論部へ。

どうにも史料の少ない1639年のアルカバラ騒動だが。
AGIの検索サイトを引っ掻き回していたら、
暴動当時、暴動が起きたアバンカイでコレヒドールをやっていた
Juan Antonio PellicerのBienes de Difuntos文書が
Contratacionのセクションにアップロードされているではないか。。
ついでにFrancisco Sarmiento, Calatravaで検索すると縁者みたいな人の
Bienes de Difuntosがこれまたアップロードされているではないか。。
これ読めば、色々分かるんではないか?そんなに甘くないか。
前者は1000フォリオ&超読み難い字で、失明必須だが、
これでペルーでやることない、ってことはない。
まあ、誰かもう読んでるんでないの、と思うけども。

このアルカバラ暴動を記している(今の所)唯一の同時代記録者は
Jose Pellicerという、アラゴン出身でフェリペ4世付クロニスタをやっていた人物
なのだけれど、件のアバンカイのコレヒドールもPellicerなのですね。
どうなんでしょう、なにか縁があるんでしょうか。

それ以前に、アバンカイに文書館とかあるといいのですけれど。

2012年1月7日

2012年01月07日 21:25

割と急ピッチで身辺整理を進めております。
マンガ捨てまくり、CD売りまくり、機材も売りまくり。

今自分が書き直している論文はある修道士と司教のケンカの原因分析なんですが
(こーかくとしょっぼいですな。書かなくてもしょっぼいかも知れませんな)、
研究史を「この修道士に関するもの」に絞るのが難しく、なし崩し的に
この修道士が代表することになっているクリオリスモ研究を整理することに
せざるを得ず、泣きながらBradingとかPagdenとかMazzottiとか読み直しています。
Pagdenの英語はほんとーに読み辛い。

その絡みで、またしても3月にスペインで買った本を読んでいます。
これ。

Manuel Lucena Giraldo, A los cuatro vientos: Las ciudades de la America Hispanica, Marcial Pons, 2006.



表題とデザインがいいですねー。
マドリッドで買った時より安い値段に複雑な気分ですが。
かいつまみまくると、ラテンアメリカ都市の性格変化を分析した本です。
第3章がLa metropoli criollaと題されておりまして、読まない訳にいかんわけで。

都市・・・というとAngel RamaのCiudad Letradaがチンプンカンプンだった
苦い記憶がよみがえります。この本はやや批判的に読んでいるんですが、
思ったほどひどくない本でした。知らない文献いっぱい紹介してくれてるし。
まあしかし魅力的な問題提起をしてるというよりは
便利な整理、という感じですが。

結局、都市を肯定することでそこに住む自分たちを肯定する
という、言われてみればごく当たり前のことをCriolloはせっせとやっていたと。
メヒコ、リマを嚆矢に同じ現象がポトシ、チリ、ベネスエラ、諸々で反復されるんですが、
こういう傾向が、例えば独立以降のラ米諸国の分離主義みたいなのと同根なのよ、
などと誰か論じたりしているのだろうか、などと想像しました。

自分の関心と関係ない所ですと、
メキシコシティの洪水被害の多さとそれへの対策の歴史を長々書いてるのが理解できん。
読んで面白いけど、何故この記述が必要なのか。面白いですけど。
小さく感動したのは、副王カデレイタが1637年、状況を整理すべく公証人のフェルナンド・カリーリョに
報告書を書かせたんだそうですが、著者によるとそれは「まれに見る、冷静なメキシコシティ状況描写」
になってるんだそうです。へえ、ってことで検索したらば、グーグルリブロで読めます
良い時代ですな。早くタブレットPC買わないと。

メキシコシティのあの水はけの悪さをね、懐かしく思い出しつつ、さようなり。

2012年1月4日

2012年01月04日 11:57

今年も残すところ僅か360日前後でございますね。
2011年は大変良い年でした。研究的には微妙でしたが。
今年はパンクに頑張ります。

改稿の合間に、昨年買った
Manuel Rivelo Rodriguez, La edad de oro de los virreyes, akal, 2011.
を読み読み。序文しか読んでないが、副王制度研究史を簡潔にまとめてあり、有用。
個人的にはIsraelのテーゼを修正したCanequeの功績を再確認。
この人はイタリア副王領研究から出発して、インディアスも比較の視点に取り込もうという人のよう。いいね!

ビジュアルがつくとにぎやかなのでリンクを貼ってますが、
殆ど買えません。最もアマゾン.esでは買えるかも知れません。

検索データベースは殆ど使わない私ですが、それは本を読めば芋づる式に
うんざりするほど本があらたに出てくるから、なわけです。

Manuelの本で思い出したのが

この人。
スペインによるローマのアビニョン化を論じているらしいが、
そうなるとMillanが言うようなTriunfo di Romaとは真逆の主張ですね。
どっちが正しいのか。いずれにせよ、論争はないよりあった方が、オラわくわくするぞ、ってことで。
Dandeletの論文は大昔に読んだ記憶があれども、読んだ記憶しかないという。

ついでに密林さんが薦めてくれて思い出したのがKaganのこれ。

懐かしいわ。もう2年以上前に出ていたとは。1995年頃に出たElliott大先生に捧ぐ論集で、
Kaganは魅力的な論文を書いてましたが、それが遂にモノグラフになったという感じでしょうか。
もっと早くに読みたかったぜ。。

では今年もよろしくお願いします。